肋間神経痛

肋間神経痛とは原因を突き止めるのが非常に困難な症状ですが、そもそもその症状自体、肋間神経痛とは断定できないことが多くあります。

肋間神経痛の症状は胸部の痛みや背中の痛み、呼吸や咳のたびに痛むものや体をねじったときにだけ痛みが発生するなど症状の出方にも大変多くの種類があります。

似たような症状をもつほかの疾患もあるため、個人で肋間神経痛を判断するのは非常に困難でしょう。

 

そして肋間神経痛は様々な原因で発症しますが、運動不足であっても発症することがあると言われています。

また、体に痛みを訴えたとしてもそれが果たして肋間神経痛なのか、単なる運動不足なのか区別がつかないこともあるのです。

 

運動不足の人が急に激しい運動をした場合、息切れがして胸が苦しくなることもあるでしょう。

そんなとき激しい呼吸のたびに胸が痛むからといって、一概には肋間神経痛とは言い切れません。

単なる運動不足が体の痛みを起こしているかも知れないのです。

しかし肋間神経痛だった場合はあまりそういった運動を繰り返すのはすすめられません。

痛みを誘発して症状を悪化させてしまうかもしれないからです。

 

ただ運動は一概に悪いわけではなく、骨格の歪みなどを予防するために筋肉をつけることは良いこととされています。

適度な運動をしてしっかりとした体づくりをすることは肋間神経痛を予防するのに効果的であると言えます。

 

気を付けなければならないのは、体の片側だけでなく両方に痛みがあるときです。

その症状は運動神経麻痺を起こしてしまう可能性があるので、早急に病院に行くことが必要です。