肋間神経痛

肋間神経痛を発症したら原因をはっきりさせるためにも病院に行くことが先決です。

肋間神経痛には様々な原因がありますが、中には重大な内臓疾患が隠れている場合もあります。

そういった疾患が隠れていた場合は早急な治療が必要になりますし、肋間神経痛を治癒させる一番の近道でもあります。

痛みが引かない場合は自分で勝手な判断をしてしまわず、病院で検査してもらうようにしましょう。

 

病院では、原因を調べるために血液検査を行うことが多いでしょう。

レントゲンやＭＲＩなどでも原因となる内臓疾患がないかどうか確認します。

その他にも肋間神経痛を引き起こしてしまう助骨、骨格などの歪みがないか、椎間板ヘルニアを起こしていないかなどもチェックします。

こういった検査で疾患が見つかればその疾患の治療にあたることになります。

 

痛みがそこまで進行していない場合は鎮痛剤などの内服薬を処方して様子を見ることもあります。

痛みがかなり激しく進行している場合は、患部に直接ブロック注射を打って痛みを和らげる治療をします。

 

骨格のズレなどが見られた場合、コルセットなどで身体の一部を固定したり、患部を温める温熱療法などが行われます。

長期間治らず痛みも増していく場合は、外科的手術が検討されます。

肋間神経を圧迫する原因になっている骨格の歪みを取り除く処置が行われます。

 

また、最近では鍼灸での治療も症状によっては取り入れられています。

患部にお灸をすえて痛みを和らげたり、針治療などを施します。

整体や接骨院などで骨格矯正を行って、肋間神経痛の原因となる骨格の歪みを治療します。